アクションRPG 1993年11月19日発売 トンキンハウス
(2004年)最近第6作目が出て、iアプリ、ネットゲーム化計画、とまだ続編が出続けている日本ファルコム原作のイースシリーズ、コンシューマーオリジナルシナリオ第一作にあたる作品。
PCエンジン版もあり、ストーリーが微妙に違う。
赤毛の勇者のその後を知りたいのであればプレイするのもいいだろう。
イースシリーズの4作目。2008年4月現在、SFC版、PCエンジン版、PS2版が出ているが、いずれも製作はファルコムではない外注作品で、シナリオの展開がかなり異なる。
ストーリーはI、IIの物語の直後の話で、IIIよりも過去の話。
物語に関わってくる人物や地名なども多く出てきており、I、IIを未プレイな人にはわからない箇所も多々ある。
システムも「半キャラずらし」での体当たりがメインで、I、IIの正統派の続編であるとも言える。
しかし敵の速度が総じて素早く「体当たり」という攻撃方法は、今の時代にやるには少々、難ありかも知れない。
今作で初登場した「有翼人」の存在はイースシリーズでも重要な設定なので、ファンの方は一度はプレイして損はないと思います。
75点 : 昔ながらのイース
プレイヤーが上から見下ろすアングルのアクションRPG。
IIからの続編な事もあり、旧作へのリスペクトが随所に感じられる。
攻撃はイースならではの体当たり方式。最初のうちは戸惑うが、慣れれば爽快感がある。自機、敵機ともに動きが速く、ダメージの減りも激しいので、油断すると瞬殺される。個性的なボスが多く、戦っていて楽しいが、ボスはヒットバックしないので、攻撃が当っているのか分かりづらい。
グラフィックは綺麗で、全体的に丁寧に作られているが、ボリュームは少なめ。15時間前後でクリア出来るだろう。旧作を懐かしみながら体当たりイースでサクサク遊びたい人にオススメ。