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大貝獣物語

ロールプレイング      1994年12月22日発売   ハドソン


泣きました。ラスボスを倒してエンディングで。
別にそれまではこれといって思うこともなく、淡々と進めてきたのですが、最後にロボットと別れるところで大泣きしてしまいました。

筋立てそのものは良くある話しかなァという気もします。
きっと私がこの手の話に弱いということが大きいんだと思いますが、(ドラマでも結構泣きますかね「北の国から」の蛍の結婚式とか…って古いかな)最期にロボットが話すセリフが涙腺を刺激しまくります。

きっと最大の要因は、ロボットがパーティメンバーよりも近い存在だったって事でしょう。
いろいろなイベントが有ると、その度にいろいろと話し掛けてくれて存在感をアピールしてくれます(このゲームは主人公はしゃべりません)。
パーティメンバーも話すのですが、固定の仲間というものが無く、特定のメンバーを除いて、最初に登録所から選んで仲間にするので、イマイチ一体感が無いんです(ドラクエ3のルイーダの酒場みたいなもんです)。
パーティメンバーにもそれぞれの背景が有って、サイドストーリーが有るのですが、こういった理由からあまり魅力を感じませんでした。その点ロボットはストーリー上重要な役目を果たしますし、仲間から外すこともできません。
こうして考えると、仲間に魅力が無いのは、ロボットを引き立たせて、エンディングで泣かすための作戦だったのでしょうか。(…な訳無いけど)

ゲーム自体はドラクエ3です。仲間を自分で登録することはできませんが。
いたってオーソドックスなつくりで特にこれといった特徴はないですね。スタンプラリー(小さなメダル集め)とか自分の町を造ったりできるのですが、なんかもうワンパンチ足りない感じです。キャラクターは、小さくてかわいいです。戦闘シーンもそれなりに頑張ってる感じです。ストーリーはまあ、普通ですかね。特に「イイ」とか「おかしいだろ」っていうとこも無いです。可もなく不可もなくってゲームの典型でしょうか。

でも、エンディングでは大泣きしました。


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