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ファーストクイーン

RPG      1994年3月11日発売   カルチャーブレーン


小さなキャラが入り乱れて戦うゴチャキャラRPG。

RPGというか、多数のキャラでチームを組んで操作するので、シミュレーションRPGやリアルタイムストラテジーでしょうか。
まあ、呼び方はともかく、最大16人のチームで戦闘するのが最大の特徴です。
操作できるのは一人(いつでも切り替え可能)で、あとはオートで戦ってくれるので、操作は簡単です。
ピンチのキャラを逃したり、救出に行ったり、キャラを切り替えながら戦闘するのが楽しいです。
とにかくたくさん仲間になるのですが、一度やられたキャラは復活しないので、やられないように進めるのが人情ってものです。
それが簡単じゃないし、段々とキャラに愛着も湧いてきます。
キャラの名前も、クスリと笑える面白い名前が多くていいですね。

全体マップがあり、敵味方が軍を進軍していく形で、ゲームが進んでいきます。
敵もこちらの本拠地に攻めて来ます。(敵も進軍してくる所が、戦争している感じが出て良いですね)
複数のチームを編成して、役割分担させつつ、それぞれを育てていくのが楽しいです。
チームを分散させて、「まずはこっち、次はこっちで…」と進軍していくとついつい長時間遊んでしまいます。

進め方によって仲間になる種族が違ったり、イベントをこなさないと仲間にならなかったり、意外と街での情報収集が重要だったりもします。
とてもそうは思えない、サラっとしたテキストなんですけどね(苦笑)
オープニングも熱いし、意外と世界設定にも凝っています。一見そうは思えない、サラっとしたテキストなんですけども…。

あとは音楽がカッコイイ曲が多いのもポイントが高いですね。

障害物に引っかかってついて来てくれなかったり、編成画面の操作性がイマイチだったり、もちろん、不満な部分もあります。
ですが、当時、他にはなかなか無いシステムで、楽しく遊ぶことが出来ました。
あのエンディングは「えっ」って感じでしたけどね。


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