高校サッカー 1994年11月25日発売 四次元
一般のサカゲーを嗜んだことがあれば、本ゲームプレイ時にサカゲーとして当然備えていなければならないものがことごとく無視されていることに気づくだろう。センタリング、選手交代、難易度設定…。
しかし耳を疑うかもしれないが、決定的なのは「ファールがない」ということである。このためカードやＰＫ、フリーキックといった制度はゲーム中に存在しない。またパスはパスカーソルのついた選手にしか出せないのだが、カーソルを他選手に切り替えることは不可で、切り替わるタイミングもドリブルで何十メートルか単独突破した後であるため、戦術という概念もゲーム中から喪失されている。なぜ続編を出すことができたのかと、いぶかしく思われるスーファミバブルの落とし子である。
このレビューは参考になった？（投票総数： 9 ）
| 参考になった | 7 | ||
| とてもなった | 2 |